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ハセ@日経新聞

久しぶりに丸一週間、レッズの試合が無い今週。
代わりに と言うのもなんですが、萌ちゃんがオリンピック予選で頑張った!
贔屓目かも知れないけど、すごく良かったよね。
今日は大原に帰ってきて、みんなから手荒くお祝いされるんだろうな~

さて、春先に啓太が取り上げられた日経新聞夕刊のコラム。
今週月曜日から昨日、水曜日まで、今度はハセが取り上げられました。
と言うことで、啓太に引き続き、ハセも全文アップしちゃいます!
3日分なので、エントリーも3回に分けますね。
今回は月曜日の分です。あ、長いので本文はたたみまーす。

日経新聞夕刊 スポーツ面(19面)   2007.11.19(月)
駆ける魂    浦和レッズ 長谷部 誠 (上)      担当:吉田誠一記者

空間見抜きドリブル自在 細部こだわりプレーに幅

 同僚の田中達也のように俊足で突き進んでいくわけではない。懐の深い永井雄一郎のゆるゆるとしたドリブルとも違う。何か特別なフェイントがあるわけでもないのに、MF長谷部誠(浦和、23)はドリブルでするすると前進し、ボールを運んでいく。
 その秘密は? 「ああ、それは空間認知能力です」と即答。ずいぶん格好のいい言葉を使う。詳細はこういうことだという。「相手がどことどこに立っているかを瞬間的にとらえて、ではどこにどうボールを押し出していったら、次のスペースにうまく運べるかを見つけるんです。もちろん味方がどう動いているかもとらえながら」
 つまり、ボールを奪われにくい小さなスペースを2つ、3つと瞬時に見つけ、道をつなぐ。突破しやすい正しいルートを取っているから、トリッキーな足技を使わずとも前進できる。「相手が左右どちらのコースを切りにくるかという読みも必要。そのへんは駆け引きです」とも言う。関係者によれば、藤枝東高(静岡)時代から、その才に秀でていたという。
 好プレー、有効なプレーの裏には必ず細部へのこだわりがある。逆に言えば、細かい部分を突き詰めていかないとプレーの質は高まらない。長谷部は言う。「例えばFWに縦パスを入れるとき、その背後にいるDFがどの方向からボールを狙っているのかを見極めて、どちらの足にパスを当ててあげるべきかを考えるようにしている」
 それによってパスの成功率は高まり、有効度が増す。視野を広く確保し、DFの出方をそこまでしっかりつかめるかどうかが調子を測るバロメーターになるという。もちろん一流選手なら、だれでも突き詰めていることで、サッカーには、その境地まで至った選手だけが楽しめる深みがある。
 試合を終えると長谷部はその日、こなした納得のいくプレーを振り返り、すぐに頭に刻みつける。そうやってプレーの幅を広げてきた。「あれは今までの自分にはなかったもの」というプレーが今季あった。
 四月二十一日、ホームでの川崎戦。だれかがFWのワシントンにくさびのパスを入れた。そのとき長谷部はもう右サイドへ走り出していた。ワシントンがそのランに合わせてはたいたパスを受け、ポンテにセンタリング。「(MFなら)やって当たり前のプレーなんですが、ああいうフリーランニングがなかなかできていなかった」

 こうしたいわゆる「第3の動き」に限らず、「もっと積極的に前線に絡んでいかなくては」という思いが長谷部にはある。もちろん周囲もそう強く願っている。守備に比重を置くチームだけに、ボランチは攻めに出ていきにくい。その条件下でいかにタイミングをつかむか。遠藤保仁(G大阪)や中村憲剛(川崎)の攻守のバランスの取り方は参考になると話す。
 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を制したほどのチームだが、攻撃面には改善の余地がある。世界を脅かす破壊力をつけるには、長谷部のスケールアップが必要になる。極端なことを言えば、長谷部しだいで浦和は変わる。

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